社会保険 稲築病院|一般社団法人 福岡県社会保険医療協会

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各部署のご案内

リハビリテーション部

リハビリテーション部

当院は、地域包括ケア病棟(急性期から回復期)、回復期リハビリテーション病棟(回復期)、医療療養型病棟(生活期)にてリハビリテーションを提供しております。
また、在宅部門(通所リハビリ【デイケア】、訪問リハビリ)や施設(介護医療院)も併設しており、入院から在宅までの一貫したリハビリテーションを提供できます。

地域包括ケア病棟では、リハビリテーションが必要な患者様に対して、急性期から回復期のリハビリテーションを行い、早期に自宅に退院できるように支援します。

回復期リハビリテーション病棟では、この病棟に入院できる病気(脳梗塞、骨折など)の患者様に対してより専門的なリハビリテーションを時間をかけて提供します。

リハビリテーション部は、実際の生活場面に応じた目標設定を心掛け、患者様にあったプログラムを提供します。

PT18名、OT16名、ST4名(令和7年5月1日現在)

ミッション・ビジョン・バリュー
ミッションについて・ビジョンについて
バリューについて
当院リハビリテーション部だから出来ること
  • リハビリテーション室の詳細はこちら
  • 通所リハビリ(デイケアセンター)の詳細はこちら
  • 訪問リハビリテーションの詳細はこちら
  • 介護医療院

リハビリテーション室

リハビリテーション室の様子
入院及び外来患者様のリハビリを行います。

病院では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍し、医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士等と一体になり、在宅生活を想定したリハビリテーションの提供を行い、病棟生活における実践を経て、住み慣れた家庭に戻ることができるよう支援しています。患者・家族様の立場に立ち、個々のスタッフが温かみのある声掛けを心掛け安心感を与え、また定期的な勉強会の開催等によりスキルアップを図り質の高いリハビリテーションを提供できるように努めています。

◎施設基準(Facility Standards)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料:(I)
  • 運動器リハビリテーション料:(I)
  • 呼吸器リハビリテーション料:(I)
  • がんリハビリテーション料:(I)
  • 廃用症候群リハビリテーション料:(I)

理学療法士(PT:Physical Therapist)

理学療法士は、ケガや病気などによる身体機能の低下に対して、基本動作能力(寝返り、起き上がり、座る、立つ、歩く等)の回復や維持、および症状悪化予防を目的に、運動療法物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)等を用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて多職種と連携し適切なプログラムを作成します。

(主なリハビリ内容)
理学療法士による訓練の様子
◎基本動作訓練
日常生活活動の中で基本的なベッド上での寝返り、起き上がり、ベッド上端座位保持、立ち上がり動作、移乗動作などの訓練を行います。
まずは評価を行い、筋力増強訓練、動作指導、反復した動作訓練など行います。
◎歩行訓練
安全な歩行能力獲得に向けて、座位保持訓練からはじめ、起立訓練、並行棒内歩行、歩行器歩行、杖歩行、手すり歩行、独歩へと歩行訓練を進めていきます。

作業療法士(OT:Occupational Therapist)

作業療法士が専門とするのは、リハビリの中でも身体的・精神的なものになります。身体的なリハビリとは、身体機能に問題を抱える患者様の社会復帰に向けた必要な動作(食事や排泄などのADL動作・洗濯や調理動作などIADL動作)を訓練することで、退院後に自宅や施設でできる動作を増やしていき、生活行為などの活動の幅を広げたり、家庭内での役割などを得ることで社会への参加につなげていきます。精神的なリハビリは、集団レクレーションで他者と同じ場や感情を共有することで、社会復帰へアプローチします。

(主なリハビリ内容)
作業療法士による訓練の様子
◎日常生活動作の訓練
食事や排泄、入浴などの日常的に行う動作をさまざまな物品を使用して模擬的に訓練したり、実際の洋服やお風呂を利用して能力向上できるように訓練を行います。また、自宅へ退院した際に必要な洗濯や調理動作などの家事動作の模擬的動作訓練を行います。
◎作業活動
参加可能な患者様全員で一つの作品を完成させることで、他社と同じ場や感情を共有してもらい、社会参加へアプローチしていきます。また、計算やパズル等で認知機能低下防止の取り組みを行います。

言語聴覚士(ST:Speech Language Hearing Therapist)

言語聴覚士による訓練の様子

言葉によるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故などの問題でこのような機能が損なわれることがあリます。言語聴覚士は言葉によるコミュニケーションに問題がある方に専門的なサービス(評価・訓練)を提供し、自分らしい生活を構築できるように支援いたします。また、摂食嚥下の問題にも専門的に対応を行っています。

≪対象となる方≫
主治医がリハビリを必要であると判断された方。
(ただし、小児の評価・訓練等は行っておりません。)
言語機能の問題 話し言葉の障害 飲み込みの問題 聞こえの障害
上手く話せない 声が出にくい 上手く噛めない 聞こえが悪い
話しが理解できない 呂律が回らない 上手に飲めない
文字が読めない 声がかすれる むせる
文字が書けない 喉に引っかかる

生涯教育

◎卒後教育
当院リハビリテーション部では、プリセプター制度を導入し、新人職員を入職後1年間、マンツーマンで指導します。その後も、クリニカルラダーに準じて、経験年数に応じた目標を設定し、スキルアップを目指します。
5チーム制の導入
リハビリテーション部組織運用
◎取得しているその他の資格
◎理学療法士
  • 認定理学療法士(脳卒中) 1名
  • 認定理学療法士(介護予防) 2名
  • 呼吸療法認定士 3名
  • 筑豊糖尿病療養指導士 1名
  • 介護支援専門員 2名
  • 住環境コーディネーター2級 2名
  • 住環境コーディネーター3級 1名
  • 介護予防推進リーダー 5名
  • 地域包括推進リーダー 5名
  • がんのリハビリテーション研修修了者 2名
  • 生活行為向上リハビリテーション研修修了者 2名
  • 認知症ケア指導管理士初級 1名
  • 臨床実習指導者研修修了者 9名
◎作業療法士
  • 認定作業療法士 1名
  • 生活行為向上リハビリテーション研修修了者 3名
  • 住環境コーディネーター3級 2名
  • がんのリハビリテーション研修修了者 2名
  • 臨床実習指導者研修修了者 4名
◎言語聴覚士
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 1名
  • サルコペニア・フレイル指導士 1名
  • NST専門療法士 1名
  • がんのリハビリテーション研修修了者 1名
  • 住環境コーディネーター2級 1名
  • 地域ケア会議アドバイザー 1名
  • 介護予防推進リーダー 1名
◎臨床実習受け入れ
理学療法:2施設
作業療法:2施設
言語聴覚療法:1施設
◎院内研修記録
◎リハビリテーション部ご案内パンフレット