医療相談室
病気やケガをすると、日常生活でいろいろな不安や問題が起こります。そのような時に安心して治療や入院生活が送れるように、当院では『医療相談室』に医療ソーシャルワーカーを配属しています。
医療相談室の目標
『安心して相談できる患者中心の医療相談室』を目指し、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持った医療ソーシャルワーカーが問題解決のお手伝いをします。
医療ソーシャルワーカーってどんな人?
医療ソーシャルワーカーは、患者さんやご家族の抱える不安や問題について、一緒に考え、不安や問題を整理し、解決に向けてより良い方法を見つけるお手伝いをします。
また、医療ソーシャルワーカーは地域連携の窓口の役割も担っています。具体的には、近隣の医療機関からの転院相談の受付・調整から退院まで一貫した支援を行っています。さらに地域の在宅サービス事業所やケアマネージャー、入所施設とのネットワークも構築しています。
職員構成は?
【医療ソーシャルワーカー】5名
【専門資格】社会福祉士5名(内、精神保健福祉士:1名)
どんなことを相談したらいいの?
- 治療や入院生活に関する不安や問題
- 退院後の療養先(自宅、施設等)での不安や心配事
- 介護についての不安や心配事
- 介護保険や障害者手帳などの制度について
- 治療にかかる費用や介護にかかる費用など、経済的な問題について
相談したい時はどうしたらいいの?
ご相談がある場合は、2階中央の『医療相談室』にお越し下さい。
また、来院時に当院スタッフへ「医療相談を受けたい。」「医療ソーシャルワーカーと話をしたい。」等とおっしゃっていただければ、医療ソーシャルワーカーがお伺いします。
お電話でのご相談もお受けしております。
【TEL】0948-42-1110(病院代表)
相談時間は?
【平日】 8:30~17:00 【土曜日】 8:30~12:30
ご相談の内容や情報はお守りしますので、お気軽にご相談下さい。
- 午後5時から医療相談室
- 通常の相談時間帯(8:30~17:00)では病院に来ることができないという方々のための”時間外相談窓口”を設けています。医療ソーシャルワーカーが対応しますので、お気軽にお声かけください。
【場所】1階 フロア中央
【日時】毎週木曜日(17:00~18:00まで)
退院支援体制について
当院は退院支援加算1の施設基準を届け出ています。
病棟担当の医療ソーシャルワーカーが、退院困難な要因のある患者さんに早期に関わり、病状や退院後の生活も含めて話し合いを行い退院支援計画書の作成をします。計画を実施するにあたって、病棟の看護師や担当の医療ソーシャルワーカー、関連職種等がカンファレンスを行い、今後の退院先について情報共有を行っています。こうして作成した退院支援計画書を基に、入院中の患者さんは担当の医療ソーシャルワーカーが責任をもって退院に向けて支援を行います。
- ◎自宅退院の場合
- 高齢者の患者さんが自宅に退院する際は介護保険の制度を利用する場合が多くあります。自宅退院後に介護サービスを利用される患者さんについては、患者さんご本人とご家族、担当のケアマネージャーや介護サービス事業者等の関係者と当院スタッフが参加する退院調整会議を開催します。その会議において、入院中の状況や、退院後の生活上の注意点について情報の共有を行い、安心して自宅退院出来るよう支援します。
- ◎施設入所の場合
- 入院後介護が必要な状態になり、自宅退院が困難な患者さんについては、患者さんの状況に合った、地域の入所施設の紹介を行っています。患者さん・ご家族に了解を得た上で、施設への情報提供を行ったり、入所に向けた連絡調整を行います。